夏の薬膳
大久保知子
夏の薬膳あれこれ
あっという間に真夏になりました!
夏になると毎年、桃を買いに山梨へ。
フルーツラインからの眺めはとっても良くて、
氣の巡りが良くなる実感があります(笑）
6月終わりから7月初めは杏のシーズンです。
２週間前後の短い旬ですが、
ジャムにしたりコンポートにしたりと
杏好きにはたまりませーん、な季節です。
写真に杏の実と一緒に写っているのは、
杏の種の中の白い部分が漢方薬にも使われる「杏仁」です。
香りがとっても良くて、うっとりします。
杏仁豆腐の香りですね(笑）
肺を潤し咳や喘息の時に使われ、腸も潤し美肌にも効果的。
今年はひと手間かけて、種を割りコンポートを作るときに一緒に煮ました。
かんたん？お財布に優しい？エコ？な潤い美肌薬膳デザートです！
杏も桃も温性なので冷房で冷えてしまった身体には優しいフルーツです。
写真のとうもろこしも、夏に欠かせない旬の夏野菜。
胃腸の働きを助け、むくみにもおすすめです。
とうもろこしのヒゲは
最近良く見るお茶にも使われる程メジャーになった生薬です。
きれいなヒゲが手に入ったら
乾燥してフライパンで炒って、
お茶に入れたり煮出したりして、
むくみ対策に活用すると良いでしょう。
もちろん、面倒な時は市販品を取り入れてくださいね。
薬膳は無理なく日々の生活に取り入れてこその薬膳です。
難しく考えるのではなく、
旬の食材を食べて、
季節に合った生活を送ると素敵な養生法になります。
日々の生活、力を抜いて楽しんでいきましょうね♡
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